2019年08月08日(木) 
先日、7月1日に始まった今年の丸岡城の発掘調査が終了しました。
中旬までは比較的気候も落ち着いていましたが、終盤になってからは猛烈な暑さ!
かなりキツイものがありましたが無事終えることができました。
参加していただいた作業員さんに感謝です。

そんなこんなで、今年の成果はかなり面白いものになりました。

まずは天守前に設定した調査区。
深さ1.5mほどのくぼみが見つかりました。
これまでの調査でもくぼみがあることはわかっていましたが、かなり広い範囲に及んでいることがわかりました。
江戸時代の絵図には描かれておらず、なぜこのようなものが掘られたのか、わかっていません。
くぼみから出土した遺物は土師器の皿と石瓦の破片。
土師器の皿は当時油を入れて火を灯した照明器具です。

天守台南側では、昨年度の調査で見つかった古い石垣の範囲を確認するため、新たに2本の調査トレンチを設定して調査を行いました。
その結果、天守台構築当時までさかのぼると思われる、古い石垣を検出しました。
隅の石は自然石を割ってきれいな角を作っており、工事に携わった石工の高い技術力がうかがえます。
新たに見つかった石垣により、最初は今の天守台の形とは異なっていたことがわかり、新たなナゾが生まれました。

そして出土した大量の石瓦。
ほとんどは天守台南側の20㎡ほどの調査面積から出土したもの。
ビニール袋では収まらないので、土嚢袋に入れて回収。
その数なんと100袋!
重さにして約1トンΣ(゜д゜|||)!

ここからは遺物の整理作業が待っています。
まだまだ調査は続きます。

閲覧数27 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2019/08/08 10:50
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