つづきです。
御前峰から火口原の池を巡った後、大汝峰(おおなんじみね:2,684m)にも登りました。 山頂付近はあいにくガスがかかり眺望はありませんでした。 めっちゃ寒かったし。 お社の石垣で風をしのぎ、ここでランチとしました。
日帰りの白山登山で2つのピークを踏めるなんて贅沢ですね。 大汝の登りはきつかったけど、登り甲斐のある頂だと思います。 下山するころには霧が晴れるという・・・。(苦笑) 山の天気は気まぐれですね。 千匹のヘビが封じ込められている千蛇ヶ池や血の池は雪の下。 今年は特に残雪が多いみたいです。 おかげで室堂までの下りをソリで滑ることが出来ました。 昼寝にソリとこの日は銀マットが大活躍だったけど、お尻が少し濡れました★
帰りは尾根道の観光新道で下りようと思っていたのですが、室堂の情報によるとかなり危険な状況でした。 トレースがあやふやで道迷いはもちろん、融雪の勢いが激しくて下り斜面ではアイゼンの爪もあまり役に立たないとのこと。 あっさりあきらめました。 また来る動機が出来たし。(笑)
この日は安全優先で砂防新道をピストン。 砂防新道と観光新道の分岐点の黒ボコ岩は黒くてボコボコしています。 意外に安易なネーミング。(笑) 黒ボコ岩直下の十二曲がりはまるでお花畑のようでした。 きっとコーナーが12個あるのだと思われます。 朝に続き、もう一度延命水を飲みました。 なんでもこの水を飲むと5年寿命が延びるそうなので、10年寿命が延びました。
甚之助でコーヒータイム。 ボトルに汲んだ延命水で沸かしたので15年ですね☆
甚之助から別当出合までは駆け下りるようにして下ることが出来ました。 クライマーズ・ハイっていうやつかしら。 疲れはピークなはずなのに、妙に足が軽く、どこまでも歩けるような気がしました。
吊り橋で時計を見ると14時30分。 だいたい予定どおり。 30年ぶりに登った白山は思ってた以上に素晴らしい山でした。 多少心残りがあるので、また近いうちに登ってこようと思います。
お土産は白峰の志んさで「栃の味せんべい」を買いました。 素朴でほのかな甘み。 香ばしい香りと食感も魅力です。
暗くなってからご近所さんと一緒にプリキュアの花火をしました。 キンキンに冷えたビールが美味しかったです。 長い一日の終わり。
嗚呼、夏ですね☆
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