2018年03月29日(木) 
 天守の土台である「天守台」。自然石を使った野面積みで積まれていますが、この石はいったいどこから運んだものなのか、実はわかっていません。
 そこで今回、専門家の先生をお呼びしてどのような石材が使われているのか、調査を行いました。

 調査の前に準備作業。
 天守台の図面が作られていないので、記録をメモする図面か写真が必要です。
 現在天守台石垣の図面は作られていませんし、石垣の面全体が写った写真を撮影することは、周囲の木や、遮蔽物が多いので実際には不可能なのです。
 そこで昨年新たに導入したソフトを使って実験的に3Dデータ作成を試みました。

 まずはあらかじめ天守台と一段下の石垣を写真撮影。
 この写真を専用ソフトで解析すると3Dデータが生成されます。

 これを各面プリントアウトし、これを調査資料にすることにしました。

 そしていよいよ現地調査。
 先生はルーペで一つずつ観察して石材の種類を判別していただきました。

 調べたところ、複数の岩石が利用されており、先生はおおよその産地も推定できているようでした。
 また、天守が建つ城山は岩盤でできており、発掘調査でも岩盤層が何度も検出されています。どうやら石垣の一部にもこの城山の岩石が使われているようです。

閲覧数112 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2018/03/29 11:01
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
坂井市文化課さん
[一言]
よろしくお願いします。